著作権等 知的財産権管理

著作権
著作権法において、著作物は『思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう』と規定されています。
著作物を創作した人が著作者であり、その権利が法により保護されています。
大切な著作物の利用が適正で円滑なものとなるよう、著作権者に代わって、利用者との間の様々な交渉や事務的な管理業務を行います。

(株)東京美術倶楽部は、2001年(平成13年)10月の「著作権等管理事業法」施行に伴い、「美術の著作物」の著作権等管理事業者として文化庁に登録申請し受理されています。
著作権利用者様
著作権をご利用の際、その利用内容や料金のことなど、許諾にいたるまで著作権者との調整に時間と労力をかけることを解消し、業務代行サポートさせていただきます。
一方、著作権者様の作家活動や本来の業務に専念していただくのが、当社の役割と考えております。 専門的な知識に裏付けられた(株)東京美術倶楽部では、こうした事態を的確にとらえ、書類の作成や著作権使用料の折衝など、利用者様と著作権者様との間にたって事務処理を行っております。
また、利用者様と著作権者間で個別契約が発生する場合などは、当社顧問弁護士のアドバイスや指導のもと、著作権者に代わり、依頼者との折衝、書類の作成を行うことも可能です。

木村道哉:東京美術倶楽部顧問弁護士(愛宕虎ノ門法律事務所 代表)
著作権利用申請について
◎原則禁止項目
a.作品に文字を乗せること
b.作品の一部を利用すること(切り抜き・トリミング)
c.変形すること(縦横比率の変更)
d.作品の色を調整すること(単色刷り・二色刷り等を除く)
※デザインの都合で加工を施すことを希望される場合は、必ずデザイン案を添付のうえ、ご申請ください。

◎申請書記載必須項目
・作品名/制作年/所蔵先(※利用する作品の写真を添付のこと)
・利用目的と利用媒体
・申請する法人名(施設名)・住所・電話・責任者名と印、担当者名
・利用開始日/発行部数(※Webや掲示物の場合は利用期間)
・販売の有無(※販売する場合は販売価格)
・設置場所/配布場所/掲示場所、販売される施設名等
・利用サイズ(※カラー利用orモノクロ)
※特殊な利用の場合は、使い方がわかるよう十分な資料と共にご申請ください。
(例)パール紙等の特殊な紙の利用、紙以外のもの(布・ガラス・アクリル等)への複写利用、特殊なインク(発光インク等)や3D等での利用、映像・動画・スライド等での映写利用等
※販売用の物品を制作する場合は、所蔵先(美術館/所蔵者/企業等)の許諾を取って下さい。
利用時に必要な写真(ポジフィルム/ネガ/紙焼き/データ等)は所蔵先(美術館/所蔵者/企業等)が管理・保有しているものを借用の上、ご利用下さい。
※Web媒体(電子書籍・雑誌のデジタル版への転載等含む)に利用する場合は、閲覧者が端末に保存できないよう、保護ロックがかけられる媒体のみとします。(※Web媒体用の申請フォーマットがあります)
※許諾がおりていないうちに利用することは認めません。申請から許諾まで、3週間ほどの余裕をもってご申請くださるようお願いします。
※許諾後に変更があった場合は、些細なことでもご連絡下さい。再版や記事転載、再放送等の場合も同様にご連絡願います。実際の利用が申請内容と異なり、重大な著作権侵害であると判断した場合は、利用をとりやめて頂き、物品等は回収いただくことはもとより、適切な損害回復を御請求させていただきます。予めご承知おき下さい。
管理作家一覧
◎一任型作家
・日本画
石本 正 / 岩倉 壽 / 岩橋 英遠 / 工藤 甲人 / 齋藤 満栄 / 高橋 天山 / 髙山 辰雄 / 竹内 浩一 / 土屋 禮一 / 西田 俊英 / 濱田 昇児 / 福田 平八郎 / 牧 進 / 松尾 敏男 / 森田 りえ子 / 山田 伸

・洋画
青山義雄 / 糸園 和三郎 / 彼末 宏 / 熊谷 榧 / 西村 龍介 / 林 武 / 森 芳雄 / 山口 薫
(敬称略五十音順)
◎非一任型作家 ※非一任型とは利用する著作物の確認を著作権者の了解のもと進めます
・洋画 
熊谷守一
お問い合わせ
株式会社東京美術倶楽部 著作権管理委員会
〒105-0004 東京都港区新橋6-19-15
TEL 03-3432-0191(代)
FAX 03-3431-7606
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